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混んでたけど混んでなかった スタジオジブリ・レイアウト展

静岡市美術館で開催中の
「スタジオジブリ・レイアウト展」に行ってきました。

混んでましたよ〜
でも意外に中の方は混んでなかった。

休日に行くならやっぱり開場時間の方がオススメ。
朝の10時に行ってみるとすでに行列が。
でもチケット購入、入場に10〜15分並んだだけでした。
お昼前に見終わった時には行列がすごく長くなってました。

そして、オススメの見方は
入ってすぐはとても混んでるので、
人の肩越しでもよければする〜っと流す。

会場にはスタジオジブリのいろんな作品のレイアウトが展示されているので
好きな物語のところに行った方が楽しいのではないかと思う。

会場の中央から後半は結構空いてます。
人に押されることもなくゆっくり鑑賞できますよ。



さて、展示物の話。



まず最初にレイアウトの意味がわからなくて。

アニメーションの世界では
絵コンテが大まかなあらすじの設計図だとしたら
レイアウトはカットの設計図、だそうです。
その場面の主人公や背景の動き
カメラの動線などの指示も書かれているのです。

私はナウシカ、ラピュタ、ハウル。
この辺りレイアウトをじっくり見たのだけど
感動が蘇ってドキドキ。

レイアウトってすごいです。

ここまで描き込むのか!というくらい
リアルに詳細に描き込まれているのです。
圧倒的画力。

いかに感情移入してもらうか
感動を届けられるか
そのためにとことん美しいものを作る!
という意気込みというか思いを感じましたね〜

すごい厳しい世界なんだろうなぁ、アニメーションって。

私もちょっとアニメーションみたいなものを作りましたが
あれは絵コンテを強引に繋いだだけ、程度のものですね。

今日のパンフレットに書かれた言葉がとても印象的でした。

混んでたけど混んでなかった スタジオジブリ・レイアウト展_c0366058_00085702.jpg
すべては描くことから始まる。





by yukai_dp | 2017-01-23 00:11 | お出かけ | Comments(0)

岐阜県大垣市在住のイラストレーター、グラフィックデザイナー。見過ごされてしまう素敵なものを見つけたい。


by yukai